981 Boxster S PADM警告点灯 エンジンマウント交換

981 Boxster-S 走行中「PADM」警告灯により入庫致しました。

スポーツクロノパッケージ装着車両に装備されている「Porsche Active Drivetrain Mount」通称PADMのトラブルです。

リア側のエンジン(ミッション)マウントの固さを走行状況に応じてハードに変化させ、コーナーリング時などエンジン・ミッションの不要な動きを抑制する電子機能となります。

分解修理不可の為にマウント交換のみ、しかも片側の部品代が222,200円(税込み ’20.7現在)と非常に高額で、OEM社外部品もありません。

品番も変更されていますので、マウント本体に対策改善されていると思われます。

お車をご購入時に2年間の有償保証(カーセンサーアフター保証)へご加入頂いておりましたので、左右両方のマウントを保証にて交換対応となりました。やはり保証へは加入しておくべきですね!

(カーセンサーアフター保証の担当者さん、受理して頂きありがとうございます)

弊社の販売するお車で加入条件が満たされていましたら、カーセンサーアフター保証へご加入頂けます。「安心を買う」といった点でも是非お勧めです。

話がカーセンサーのアフター保証のアピールへそれてしまいました。

 

作業は下側からミッションジャッキを利用してエンジンミッションを支え、マウントの切り離し作業を行います。

狭いスペースのために知恵の輪状態で車両からマウントを取り出さなくてなりません。

 

交換作業完了後はテスターにてフォルトコードの消去、ライブデータにて入出力信号に異常が無いかを確認して作業完了です。

梅雨明けまであと少し!

ボクスターで初夏を風を感じ、ドライブをお楽しみください!